プライマリ・ケアの概念 ACCCA
地域医療リーダー養成教育プログラムでは、地域医療に従事するにあたり、医療機関、地域でリーダーシップを発揮し、マネージメントを適切に行い、コミュニケーションをとれる人材を育成するためのプログラムを開発しています。その一環として、医学英語学習のための「医学英語ポッドキャスト」を開設しています。
プライマリ・ケアとは、地域住民が最初に医療サービスを求める「身近な医療」のことです。その質を高めるためには、誰でもアクセスしやすく、包括的で、継続性があり、他の医療機関と連携し、かつ責任ある医療を提供することが重要です。これらの要素を ACCCA (Accessibility, Comprehensiveness, Coordination, Continuity, Accountability) と呼びます。
本シリーズでは、プライマリ・ケアとは何か?なぜ重要なのか?質の高いプライマリ・ケアを実現するためのACCCAの5つの要素とは?といった内容を、英語と日本語で解説しています。ぜひ、学生だけではなく地域医療に従事する皆様、また、プライマリ・ケアに興味のある皆様にご活用いただければ幸いです。
参考資料
1. Primary Care: America’s Health in a New Era. 1996. Washington, D.C.: National Academies Press. doi:10.17226/5152.
2. Institute of Medicine. 1978. A Manpower Policy for Primary Health Care: Report of a Study. Washington, DC: The National Academies Press. Doi: https://doi.org/10.17226/9932.
動画教材
1. 定義と役割
プライマリ・ケアとは何か、なぜ重要なのか、ACCCAとは何かを解説
アクセシビリティの重要性
ACCCAの要素の一つである「近接性」について解説
包括性と協調性
ACCCAの要素である「包括性」と「協調性」について解説
継続性と責任性
ACCCAの要素である「継続性」と「責任性」について解説
日本のプライマリ・ケア
ACCCAの5つの要素を踏まえ、これからのプライマリ・ケアの展望について解説
配信日:
概要
本シリーズでは、プライマリ・ケアとは何か?なぜ重要なのか?質の高いプライマリ・ケアを実現するためのACCCAの5つの要素とは?といった内容を、英語と日本語で解説しています。
講師
地域でリーダーシップを発揮し、マネージメントを適切に行い、コミュニケーションをとれる人材を開発