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【報告】瀬戸内市地域医療フィールドワーク
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山里海医学共育プロジェクト公衆衛生学マスター養成プログラム事業として、12月16日から18日の3日間、瀬戸内市でフィールドワークを実施しました。本実習は、地域医療を多角的に捉え、理解を深めることを目指し、学生たちが地域社会の一員として疾病予防や健康増進に貢献できる人材へと成長することを目的としています。
1日目(12/16):病院を中心に医療現場を経験
- 瀬戸内市民病院にて、オリエンテーション、病院内実習
- 病院内各部署(ナースステーション、栄養部、薬剤部、リハビリテーション、検査室等)の見学・実習
- 当直実習
2日目(12/17):病院の外に出て、地域を中心に医療について考える
- 裳掛診療所、看護小規模多機能ホームかおり、特別養護老人ホーム せとの夢の見学
- 牛窓フィールドワーク
- 瀬戸内市の医療介護福祉ネットワーク「瀬戸内市在宅医療・福祉・保健連携協議会: ケアネット」定例会に出席
3日目(12/18):まちづくりの視点で理解を深める
- ushimadoTEPEMOK(旧牛窓診療所をリノベーションした複合施設)で、瀬戸内市職員、地域おこし協⼒隊を経て瀬⼾内市の移住推進に取り組んでおらる方々とディスカッション
- 救急隊員との勉強会
- 実習総括、学生からの実習振り返り発表
全体を通して
学生からは「病院内での様々な職種の方の仕事内容を知り、多職種連携の重要性を再認識した。」「診療所と病院の違いを肌で感じ、地域包括ケアの現状を知ることができた。」「過疎問題や空き家問題など、地域が抱える課題を深く理解することができた。」などの声がありました。
今回のフィールドワークでは、病院内だけでなく、地域社会全体を多角的に捉え、医療と地域の関わりについて深く考察する機会となりました。実習を通して、学⽣には、 何事にも好奇⼼をもって、 ミクロなレベルだけでなく、地域ひいては社会全体を俯瞰しながら、地域医療に貢献できる医療⼈となることを期待しています。
今回の実習にご協⼒いただいた全ての関係者の皆様に、 ⼼より感謝申し上げます。 引き続き皆様のご⽀援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。