【3/18-19】指導者養成講習会 地域医療共育のためのシミュレーション研修 のお知らせ
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【3月18・19日開催】
4大学連携 指導者養成講習会
地域医療共育のためのシミュレーション研修
CoCoSim : Simulation program for Co-learning Community healthcare
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目的と概要:
令和4年度に採択された文部科学省ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業「多様な山・里・海を巡り個別最適に学ぶ『多地域共創型』医学教育拠点の構築(通称、山里海医学共育プロジェクト)」では、主幹・連携の4大学(岡山、島根、香川、鳥取)の医学部が、それぞれの強みと特色を掛け合わせ、中国四国地域最大級となる唯一無二の地域医療人材養成拠点を構築することを目標として掲げています。また併せて本事業では、『多地域共創型』学習環境の整備を目指しており、将来的な拠点間交流の促進を通じた医学教育環境全体の高度化にも取り組むことが求められています。
地域医療教育では、 従来の手法に加えて、 医療者・研修医・学生・地域住民等がお互いに教え合い、学び合う、 「共育 (Co-learning) 」がとても重要です。そこで、「山里海医学共育プロジェクト」では、「Co-learning」に関するスキルを学ぶ場の創設を目的に、ハワイ大学医学部 SimTiki シミュレーションセンターとの共同により、将来の地域医療人材に求められる新たな教育プログラムを開発しています。
このたび、医療シミュレーションを通して地域医療の教育現場で役立つCo-learning手法を学ぶ教育コース (CoCoSim:Simulation program for Co-learning Community healthcare) を開催します。
ご関心のある方は、以下の情報をご参照の上、お申し込みください。
3月18〜19日シミュレーション研修の内容:
参加者間が相互のコミュニケーション(議論、対話、振り返り、フィードバック等)を通じて教え合い、学び合う、「共育」に関する能力向上により重点をおいて学ぶ、高度機能を有する医学教育用シミュレーターを用いたシミュレーション教育コースです。
一般目標:
地域医療教育の現場で共に学び合う学習方法を考えることができるようになる。
到達目標:
・従来の教授手法でない「共育(Co-learning)」について理解する。
・お互いに学び合うための適切な関係性について理解する。
・共育に関する最適な学習支援環境について理解する。
講師:
Benjamin W Berg 先生
Jannet Lee-Jayaram 先生
(SimTiki シミュレーションセンター John A. Burns School of Medicine)
対象:
・地域医療教育に携わっている医師
・これから地域医療教育に携わりたい医師
日時:2023年3月 18日 13時〜18時、19日 9時〜13時
条件:2日ともに研修に参加できること(当日通訳あり、英語能力は不問です)
場所:岡山大学医療教育センター施設 「MoMoSim」
定員:15名 (応募者多数の場合は調整することがあります。結果通知 3月3日頃)
参加費:無料
申し込み:https://forms.office.com/r/t8HU5i9mzt からお申し込みください
お問い合わせ:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科地域医療共育推進オフィスposcoro@okayama-u.ac.jp
主催:
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科地域医療共育推進オフィス
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科地域医療人材育成講座
※本研修は、文部科学省ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業「多様な山・里・海を巡り個別最適に学ぶ『多地域共創型』医学教育拠点の構築」の一環で行います。