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【報告】2023年度 多地域共創型医学教育シンポジウム in 島根 を開催しました

 岡山大学、島根大学、香川大学、鳥取大学が連携して取り組む文部科学省 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業「多様な山・里・海を巡り個別最適に学ぶ『多地域共創型』医学教育拠点の構築(通称:山里海医学共育プロジェクト)」は、2023年11月17日に 2023年度 多地域共創型医学教育シンポジウム in 島根 を島根大学医学部で開催しました。

 はじめに、島根大学 石原俊治 医学部長および島根大学 椎名浩昭 医学部附属病院長の開会の辞、文部科学省高等教育局医学教育課の 俵幸嗣 課長の動画によるあいさつ、島根県健康福祉部の 安食 治外 部長のあいさつに続き、主幹校である岡山大学学術研究院医歯薬学域 地域医療共育推進オフィス 香田将英 特任准教授が事業説明を行いました。

 第一部では、特別講演として隠岐島前病院参与・しまね総合診療センター長 白石 吉彦 氏による「地域医療めっちゃおもろいやん!」と題して、地域医療の魅力や、しまね総合診療センターで取り組まれている中山間地域や離島などで活動する総合診療医同士をつなげるバーチャルオフィス(NEURAL GP network)についてご講演いただきました。

 第二部では、本事業の事業成果報告として、岡山大学学術研究院医歯薬学域 地域医療共育推進オフィス 香田将英 特任准教授、島根大学地域医療支援学講座 佐野千晶 教授、香川大学地域医療共育推進オフィス 駒澤伸泰 特命教授、鳥取大学地域医療共育推進室 中野俊也 特命教授より、各大学の事業進捗の報告がありました。その後、島根大学医学部医学科4年生の 山﨑祐次郎 さん、岡山大学医学部医学科2年生 實延正喜 さん、橘高みなみ さんから「実習の学び・楽しさ・発見」として医学生実践報告がありました。

 令和4年度に採択された本事業では、主幹・連携の4大学(岡山、島根、香川、鳥取)の医学部が、それぞれの強みと特色を掛け合わせ、中国四国地域最大級となる唯一無二の地域医療人材養成拠点を構築することを目標として掲げています。

 シンポジウムには、医学部生、大学医学部関係者、地域医療に携わる医師の他、近隣の自治体などの関係機関、本事業に採択された他拠点関係者など225名(対面 160名【内、島根大学医学生 120名】、オンライン参加 65名)が参加し、活発な意見交換も行われました。最後に、本事業の実施責任者である岡山大学 豊岡伸一 医学部長の閉会の辞により約3時間半に及ぶシンポジウムは、盛況のうちに幕を閉じました。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

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