ホーム>お知らせ一覧>報告>【報告】HoloLens 2 を使ったユマニチュード教育
お知らせ
NEWS
報告

【報告】HoloLens 2 を使ったユマニチュード教育

左下: 画面イメージ、上, 右下: 実習の様子

地域医療 全人的医療教育プログラムの教育コンテンツの一つである次世代マルチモーダルケア技術「ユマニチュード」研修プログラムの試験的な取り組みとして、岡山大学の老年看護学実習の中で HEARTS (Humanitude AR Training System) を使用した実習が行われました。

HEARTS は HoloLens 2 を用いて 拡張現実 (Augmented Reality: AR) の中で、「見る、触れる、話す」スキルを包括的に学習できる、ユマニチュードAR訓練システムです。(参考: JST CREST 人間と情報環境の共生インタラクション基盤技術の創出と展開「優しい介護」インタラクションの計算的・脳科学的解明)

本実習では、岡山大学ヘルスシステム統合科学研究科インタフェースシステム学分野の中澤篤志先生を講師に、看護学生8名が参加し、2人一組でHoloLens 2を着用し、患者・看護師役を交互に行いながら学びを深めていきました。実習後には、新鮮な体験だけではなく「言葉だけでは理解しづらい部分が実際に体験できて勉強になった」等のフィードバックをいただきました。ポストコロナ事業の中でも、今後もデジタルツールを活かした地域医療教育につながるよう、取り組んで参りたいと思います。