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岡山大学、島根大学、香川大学、鳥取大学の4大学医学部が臨床実習教育の協力に関する協定を締結~多様な地域医療ニーズに対応できる医師育成を目指して~
山里海医学共育プロジェクト(文部科学省のポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業「多様な山・里・海を巡り個別最適に学ぶ『多地域共創型』医学教育拠点の構築」)では、岡山大学、島根大学、香川大学、鳥取大学の4大学は、9月4日、地域医療の課題解決に貢献できる医師を育成するため、臨床実習教育の協力に関する協定を締結しました。4大学がそれぞれの強みを活かし連携することで、多様な地域医療ニーズに対応できる医師の育成を目指します。
近年、医師不足は深刻化の一途を辿っており、特に地域医療においてはその影響が顕著に現れています。また、コロナ禍は医療現場に大きな負担をかけ、新たな課題を突きつけました。このような状況下、地域医療を支える医師の育成は、これまで以上に重要な課題となっています。
本協定により、学生は自身の在籍大学以外の大学とその関連病院で実習を行う機会を得ることができます。実習を通して、都市部の病院から離島医療まで、多様な医療現場を経験することで、それぞれの地域特性に応じた医療を学ぶことができます。これは、学生一人ひとりのニーズに合わせて、山間部、里山、そして海辺の離島といった多様な地域での医療を経験し、地域医療の現状と課題を深く理解することにつながります。ひいては、地域ごとの医師不足や医療格差の解消にも貢献することが期待されます。4大学は、この協定を通して、地域医療の未来を担う優秀な医師を育成し、地域社会への貢献を目指します。
詳細については、下記pdfをご参照ください。