お知らせ
NEWS
報告
災害支援の国際基準スフィアハンドブック研修会を開催しました

2025年8月23日(土)〜24日(日)の2日間にわたり、山里海医学共育プロジェクト公衆衛生学マスター養成プログラムの一環として、「スフィア基準研修」を実施しました。
研修には総計26名が参加し、そのうち岡山大学、島根大学、鳥取大学から9名の医療系学生・教職員が参加しました。参加者は中学生から幅広い年齢層にわたり、学生、防災・災害支援系NPO職員、一般社団法人職員、自治体職員など多様なバックグラウンドを持つ方々が集まり、多文化共修にもつながる機会となりました。

スフィア基準は、災害の影響を受けた地域や人びとが安心・安全に暮らすための国際的な人道憲章と最低基準です。内閣府の「避難所運営ガイドライン」でも推奨されており、避難所運営や保健医療福祉のみならず、災害支援のあらゆる分野をカバーしています。

今回の研修では、国内認定トレーナーによる指導のもと、実践的なシミュレーションを通じて「傷つけない、我慢をさせない災害支援」について学びました。
山里海医学共育プロジェクトでは、今後もこうした学習機会を提供し、大学の枠を超えた社会づくりに貢献してまいります。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
